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IL BACCO 2012
ファットリア・コロンチーノ イル・バッコ 2012 有機栽培 |
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瑞々しい果実味♪
ヴェルディッキオ種に魅了され、ローマからこのスタッフォロに移り住み、家族4人で小さなワイナリーを営む生産者。
畑では有機栽培を行い、過保護なことは一切行わず、必要に応じて最低限のボルドー液を使用するか、自分でこしらえた堆肥のみ。
蔵内ではステンレスタンクやセメントタンクが主に用いられるがオートマティックな温度管理は行いません。
香りは爽やかでフレッシュ。
青っぽい香草やミントのようなニュアンスも感じます。
口当たりは瑞々しく、柔らかさのあるエキス感。
フルーティーで柑橘系の酸も感じられます。
軽快で飲み心地良く、しっとりとした果実味が心地よい味わい。
非常に円やかでありながら、クリアで透明感のあるナチュラルさが特徴の白ワインです。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
マルケ |
色 |
白 |
品種 |
ヴェルディッキオ100% |
タイプ |
辛口 |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
14% |
飲み頃温度帯 |
8〜14℃ |
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CHIESINO Bianco 2011
アル・ポデーレ・ディ・ローザ キエジーノ・ビアンコ 2011 ビオディナミ |
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爽やかな柑橘系♪
当主のパオロが所有する畑の多くは野菜や果実中心で、葡萄畑は約1ヘクタールほどです。
自宅兼蔵の周囲のこの小さな区画で限られたワインを醸造しています。
肥料を一切使用せず、秋に豆科植物やイネ科植物などを蒔き、翌年春に手作業で刈り取ります。
こうして植物の 作用により、土壌の中循環を良くしています。
葡萄は別々のタイミングで収穫され、発酵を行います。この発酵には酸化防止剤の添加もなく、3〜4週のマセレーションで自然発酵を行い、発酵終了後に古バリックに移され、酸化熟成に入ります。
香りは非常に穏やか。
ほのかにスモーキーなニュアンス。
口当たりには輪郭のある柑橘系の酸味が広がります。
レモン的な爽やかさのある果実味やミネラル感、少々のタンニンがあり、軽快ながらも程よい飲み応え。
低めの温度だとやや軽快に、温度が上がるとふくよかさが楽しめます。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
ウンブリア |
色 |
白 |
品種 |
ヴェルメンティーノ70%
トレッビアーノ30 |
タイプ |
辛口 |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
12% |
飲み頃温度帯 |
10〜18℃ |
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Coniglio Rosso di Caspri 2009
ファットリア・ディ・カスプリ コニーリオ ロッソ・ディ・カスプリ 2009 ビオディナミ |
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軽やかな果実味と酸味♪
醸造家はベルトラン・ハブシンガー。
かつてはジュリアン・メイエの元でも働いていた経験豊富な醸造家です。
2006年にはビオディナミの認証取得。
畑で使用する 自然堆肥も自らが造り、畑に生育する豆類、クローバーなどの草、ブドウ粕やロバの糞を発酵させています。
それによって自然循環型の堆肥ともなり、土壌に必要な窒素、リンなどが補給されますが、数年に一度だけ必要不可欠な区画においてのみ使用するにすぎません。
収穫後から瓶詰まで一切酸化防止剤は無添加です。
このコニーリオ(うさぎ)は、一本でも二本でもさっくり飲めるようなワインが欲しいと思い、2009年に少しの遊び心で醸造をした新商品です。
香りはフレッシュ感があり、チェーリーのようなニュアンスも感じます。
口当たりには軽快さがあり、じわじわと感じるタンニン。
綺麗な酸味を持ち、軽やかさのあるナチュラルな果実味で、瑞々しくクリアな味わいとなっています。
軽快でサクサク飲めてしまいますが、軽すぎるわけではなく、バランス良いコクも持ち合わせています。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
トスカーナ |
色 |
赤 |
品種 |
サンジョベーゼ100% |
タイプ |
ミディアムボディ |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
13.4% |
飲み頃温度帯 |
12〜18℃ |
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Costa del Morone 2004
アルバーニ・ヴィティコルトーリ コスタ・デル・モローネ 2004 有機栽培 |
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円熟のエレガント感♪
造り手はリッカルド・アバーニ。
アルバーニ家で受け継がれてきた葡萄栽培は、自家消費を中心とした醸造を細々続けるのみで、半世紀もの間ほぼ中断していましたが、1991年に熱い想を抱ていた
リッカルド・アルバーニが葡萄栽培を本格的に再始動。
リッカルドが行うのはできる限り持続可能な農業。
2007年に有機認証も受けています。
このコスタ・デル・モローネは、樹齢90年のバルベーラが主軸(その他ブドウも樹齢60年を超える)で、パッシートになる寸前までに完熟させて収穫した葡萄によって造られます
様々な容量のステンレスタクで長期間の一次発酵を経て大樽二次発酵させ、2年以上大樽熟成させ瓶詰。
香りは穏やかなベリー系のニュアンス。
口当たりには円みがあり、上質感のある酸味。
エレガントな果実味と程よく溶け込んだタンニン。
甘やかさとスパイシー感がバランス良く同在する味わいで、甘酸っぱさの要素や穏やかなコク感じられます。
熟成による素晴らしい円熟味がこの価格・・・お値打ちです。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
ロンバルディア |
色 |
赤 |
品種 |
バルベーラ65%
クロアティーナ、ピノ・ネーロ
ウーヴァ・ラーラ、ヴェスポリーナ 35% |
タイプ |
ミディアムボディ |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
15% |
飲み頃温度帯 |
14〜18℃ |
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AOC |
DOC |
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L’Erta di Radda Chianti Classico 2011
ディエーゴ・フィノッキ レルタ・ディ・ラッダ キャンティ・クラッシコ 2011 有機栽培 |
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しっとりとした飲み心地♪
造り手は1982年生まれのディエーゴ・フィノッキ。
2006年に念願の土地(2ha強)を老夫婦から購入、その後、現在までに数ヘクタールを購入し、概ね4haほど(2014年現在)になりました。
畑では自然体系を破壊せずに永続的に循環栽培できる土壌を守り抜くアプローチを行う事が彼の基本姿勢です。
ゆえに、農薬や購入した有機堆肥を使用せず、うどん粉病に対してはボルドー液、オイディウムには硫黄といったものを必要最低限に使用する程度(使用しないでも年もあります)です。
このキャンティ・クラシコは、出来る限り葡萄の要素をより良くワインに還元するため概ね40日ほどのマセレーションを行っての醗酵。
ここでは酸化防止剤や酵母は無添加で、マロラクティック醗酵が終了した後に5mg/lの亜硫酸が添加され、古バリックで熟成させノンフィルターでのボトリングされます。
香りには甘やかなベリー系のニュアンス。
口当たりには円やかさがあり、上質でしなやかな果実味。
しっかりと落ち着きのある果実の香り・味わいに、綺麗な酸味、しっとりと心地よいタンニン。
渋み自体は強くないですが、少々のスパイシー感、コクと旨みのある味わい。
キャンティにしては非常にナチュラル感があり、じんわりとした飲み心地良い仕上がりです。
抜栓後は少し閉じたな印象かもしれませんが、徐々に包容力ある果実感が広がり、親近感に溢れた飲み心地になります。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
トスカーナ |
色 |
赤 |
品種 |
サンジョベーゼ100% |
タイプ |
ミディアムボディ |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
13% |
飲み頃温度帯 |
14〜18℃ |
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AOC |
DOCG |
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