総畑面積は17.44ha、収穫は手摘み(30キロのプラスティックバスケットで運ぶ)で行います。
タンクに収穫したぶどうを入れて24〜48時間後に酵母菌を入れ、温度管理しながら(最高32度)発酵させ、半分程が発酵するまでの間、毎日昼と夜と1回ずつルモンタージュします。その後、密閉式タンクで24時間かけて38度までワインを加熱し30度以下に温度が下がってきたところで、ワインを圧搾し、数日間タンク内で澱が沈殿するのを待った後にオーク樽へと移し替えます。
ミッシェル・グロ
ミッシェル・グロは1970年代より父、ジャン・グロと共にワイン造りを続け、現在は1995年に相続した単独所有のヴォーヌ・ロマネ一級畑「クロ・デ・レア」を始めとして合計17.44haの畑を所有しています。
今をさかのぼること30年も昔、1970年代から実際にワインづくりにたずさわり、グロ家の名声を高めるのに大きく貢献してきました。
彼が、その輝かしい名声をしっかりと維持しつつ、つくり出すワインは文句なしに安心して楽しむことのできる品質・味わいを備えています。ブドウの持つ力を最大限に発揮するために醗酵は比較的高温で行われ、果実味とエレガントさが見事に表現されたミッシェル・グロのワイン。
必要以上に大きく主張してくることはありませんが、様々な要素が調和し合った均整のとれた味わいは、ヴォーヌ・ロマネのワインの一つの完成形といえるのではないでしょうか。 ミッシェルの造るワインは比較的高温発酵で、ぶどうの持つ要素を最大限引き出しています。そのためワインはとてもエレガントな味わいのワインに仕上げられています。
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